私にとってのUE −平原由紀子−
United Editors

2016.05.23

ブランドの持つ素敵な世界観は「雑誌で訴求・・・」という時代は、変わりつつあります。

ユーザーの情報収集がネット経由になって、雑誌やムック本といった紙媒体のリーチ力が落ちているという話があるものの、紙媒体の存在意義はなくならない、のかもしれません。
ウェブがこれからのトレンドと言いながらも、ブランドの立ち上げ時にはまず「紙媒体から」と安易に考えるクライアントは驚くほど多いのです。

ウェブ媒体上で出回っている広告やプロモーションキャンペーンはどこか表現が至らなくて、ブランドの世界観を表現するのにはいまいち、と潜在意識の中でクライアントは考えています。
そして編集者やスタイリストたちも、潜在的なウェブ食わず嫌い、ウェブの仕事、というと軽く扱われそうで、一歩引いて警戒して見ることが多い気がします。

ただ、これだけユーザーがウェブを使うようになれば、ウェブが情報収集と発信の主流になっていく事は間違いないでしょう。
既存のウェブ媒体で満足できないのであれば、自らメディアを持つというクライアントが増えてもおかしくないはずです。

これから来るウェブの世界でクライアントが最も欲するのは、紙媒体で表現されてきた 「アイデア、センス、コンテンツ」 を自前のメディア上で表現する事であり、その表現を手伝ってくれるユニークなクリエイターではないでしょうか。

紙媒体のクリエイターは、こだわりがあって個性が強い人が多いかもしれませんが、その分自分の作品に対して妥協しない、求道者も多いのです。
クライアントがウェブに対して求めているのは、そんなこだわりの強いクリエイターなのだと思います。

クライアントが求める価値観を、こだわりの表現が出来るクリエイターと、ウェブの文脈で、それがUEが届けていく世界観である、と考えます。

−平原由紀子−

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